海外在住者あるあるだと思うんですが、海外に住んでいると日本の製品がどれだけ高品質で便利か痛感しますよねっ🥹!
なので日本に一時帰国するときは、いろんなものをたくさん購入する方が多いと思います✨
そこでやっぱ助かるのが、消費税の免税制度‼️
今や日本の消費税は10%になり(私が日本に住んでる時は5%だったのに🥲)、大量にお買い物すると結構バカにならない金額になるので、私も毎回日本帰国の際、カナダに持ち帰ってから使用する製品は全て免税で購入しています🙆♀️
そして今年も日本に帰ることになり、いろいろ免税で買い揃えよう!っと思っていたら、どうやら今年4月から免税制度が改訂されて、2年以上海外に住んでいる証拠の書類が必要になったらしい🤔
でも前にJRパスを取得するのに領事館で在留証明出してもらったっけなー!パスポートとP Rカードだけで簡単に取れたはず♪
と思い出し、軽い気持ちでパスポートとP Rカードだけ握りしめバンクーバー領事館へ行ってみたら…
戸籍謄本持ってきてますか?
って、え!???戸籍謄本いるの?😂
というか聞く話、戸籍謄本以外にもいろいろ必要書類があるらしい!!!!🤣
全然知らずに書類不備だらけで行ってしまったので笑、その日は領事館の方に説明だけ受けて、後日出直してきました😇
結論から言えることは…、
申請すんのめっちゃ面倒!!!
でも一度内容を理解しちゃえばけっこうシンプル✨
そう何が一番ややこしいって、公式HPなどの説明は難しい言葉ばかりで理解するまでが大変ってこと!😂🔥
というわけで私の体験を元に、在留証明を取得するまでの流れを見やすくまとめてみましたので、これから日本に一時帰国を考えていて免税を受けたい方の参考になれれば幸いです🥰
ちなみに今回の解説は、私のような海外に住んでいる日本国籍所持者向けの申請方法となります🙇
外国籍の方はまた申請方法が違うようなので、そちらは公式HP等でご確認ください😊
免税制度、何が変わった?
2023年4月より消費税免税制度が改定となり、日本の免税でお買い物ができる対象者が2年以上連続して海外で暮らしていて、現地に住所がある人に限られるようになりました!
在留証明 or 戸籍の附票の写し、どちらか一つを取得しなくてはならない
証明書類① 在留証明 → 現地で取得
・2年以上、海外に住所があるかの証明
海外の現地日本領事館/大使館で取得をする。
ひとつの国に2年以上連続して住んでいる場合は、書類① 在留証明を日本に帰る前に現地で取得しておくのが一番いいのかなと思います。(日本に帰ってから申請でバタバタしないで済む!)
証明書類② 戸籍の附票の写し → 日本で取得
・海外転出届を出してから2年以上経っているかの証明
日本の市役所から取り寄せる。
日本に入国(帰国)してから取得してもOK。
2年以内に日本以外の国をいくつか転々と住んでいた場合は、書類② 戸籍の附票の写しで「2年以上日本にいなかった」という証明になるようです。
というわけで、私は在留証明を取る選択をしました!
以下、今回私が経験したカナダ・バンクーバーでの在留証明取得の手順です!👇👇👇
Step1 : 必要書類を用意する
① 申請書
領事館の窓口で受け取れますが、下記からダウンロードもできます。
在留証明申請書 形式①
▶️ ダウンロード
> 2年以上、同じ住所に住んでいる人用
在留証明申請書 形式②
▶️ ダウンロード
> 2年以内に、2つ以上の住所に住んでいる人用
② 日本旅券(パスポート)
申請者本人のものであり、有効期限内のものに限ります。
③ カナダ滞在資格が確認できる書類
ビザやPRカードのことです。
④ 現住所と居住期間を証明する書類
納税証明(Notice of Assessment)/ 公共料金支払明細書(ハイドロや電話代のインボイスなど)/ 運転免許証 / 家屋の賃貸・売買契約書(Tenancy Agreementなど)の中からどれかひとつでいいので、現住所に2年以上住んでいることが証明できればOK!
運転免許証が一番シンプルで楽かなと思います✨
2年以内に住所が変わっている場合
私がそうだったのですが、もしも今から過去2年以内に引っ越しなどで住所が変わっている場合は、過去の住所が証明できる書類も必要になります。
私の場合、始めに運転免許証を提出したのですが、住所欄が住所変更した際にICBCから送られる訂正用シールになっていたため「この運転免許証じゃ現住所の証明にならない」と言われてしまいました。(多分、シールじゃ正確にいつからその住所に住んでいるのか不明だから?)
なので私は代わりに過去3年分(2022年、2021年、2020年)のNotice of Assessmentをプリントアウトして提出しました🙋♀️
⑤ 委任状
当事者がやむを得ない事情により出頭できない場合のみ!
自分で申請に行ければ要りません🙅
⑥ 家族の同居を証明するための書類
必要なし
ちょっとここはうろ覚えなんですが、何やら免税目的の在留証明はひとりひとり個人での申請になるので、この部分は要らないそうです!
⑦ 戸籍謄(抄)本の原本
免税のための在留証明は、証明書に本籍の地番まで記載が求められているので、戸籍謄(抄)本の原本が必要になります。
【原則として発行後3か月以内のもの】とHPにはありますが、領事館の方は「う〜ん、まぁ3ヶ月過ぎていてもOKですよ〜」って感じで、私は娘のパスポート申請用に持っていた戸籍謄本が5ヶ月前のものでしたが、それでOKでした!
なんだかんだ必要書類に中でこれが一番厄介な気がする。。。
今後、日本に帰国するたびに戸籍謄本をとっておいた方がいいのかもしれない🤔
◎ 申請手数料
在留証明を受取る際に、手数料を支払います。
領事館での支払いは全て現金のみな上、1ドル以下のお釣りは出ないそうなので事前に用意しておきましょう!
Step2 : 申請書の記入
私が申請した内容を元にした例です💁♀️
過去2年に2回引っ越ししたので、形式②を使用しました!
記入が心配な場合は空欄にして持っていき、領事館の方に聞きながら記入してOKだと思います!(私もそうしました!)
Step3 : 領事館に提出&審査
集めた書類を領事館にて確認してもらいます。
ちなみに、記入内容に不備があっても丁寧に教えてくださるので安心です🥰私たちも記入の仕方がわからない部分は全て空白にして領事館で聞きながら書きました!
全部の書類の記入や提出がOKになったら、そこから正式な在留証明を発行するのにしばらく時間がかかります。
今回、私たちの他に客(?じゃないけど🤣)はもういなかったのですが、証明書発行までに20〜30分近く待ちました。
Step4 : 手数料を払って在留証明を受取る
在留証明が仕上がったら、引き換えに手数料$11を支払います。
在留証明は、良質な紙にコピーされた申請書に、バンクーバー領事館のはんこと、過去の住所が書かれた2枚目の書類の間に割り印が押されていました!
あとは日本に持参するのを忘れずに
あとは日本に行く際に忘れずにこれを持っていき、免税店で買い物をするときは、この在留証明とパスポートにある帰国印(スタンプ)を見せるのみです。
★スタンプ(証印)について
出入国在留管理庁ホームページより
パスポートの証印欄へのスタンプ(証印)は省略されます。
スタンプ(証印)を希望される方は、自動化ゲートの通過後、出国手続時には航空機への搭乗前、帰国(上陸審査)手続時には税関検査前までに、各審査場事務室の職員にお申し付けください。
上記の時点以後は、パスポートへのスタンプ(証印)の申出を受け付けることはできませんので、ご注意ください。
編集後記
ほんと軽い気持ちで在留証明取りに行ったんですが、こんなにたくさんの書類と時間を要するとは😂🌀
今までと比べてすごく申請が大変になって、領事館の方から「なんだかごめんなさい」感がひしひしと伝わってきました🤣
国が決めたことですもんね〜。文句は言えない🐶
でも、一度経験したら結構楽に感じます!書き方もわかったし、用意するのが大変なのは戸籍謄本くらいかな?
過去2年の住所を証明するのに、「ハイドロやケータイ代のインボイスを持ってきて」と言われた時はめんどっ!!!と思いましたが、「Notice of AssessmentでもOKですよ」とのことで、これならCRAのサイトにいけば簡単に入手できるし、私は毎年ダウンロードして保存していたのですぐプリントアウトして用意できました🌝
これから日本に帰る方、免税を利用されたい場合はぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね!🙆♀️
最後まで読んでくださりありがとうございました🐶❤️